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カステラの歴史
カステラの歴史はきわめて古く、紀元前3世紀頃、
ローマ帝国の穀倉と呼ばれたスペインでつくられたと云われております。
スペインでは古来慶事には欠かせない菓子とされていますが、
このカステラが我国に伝わったのは約450年前のことでございます。
ポルトガル船で渡来したフランシスコ会の神父によってもたらされたそうです。
そのため、カステラという名称もスペインの当時の王国
「カスティリア国」に由来するものと云われております。
こうして伝来したカステラは、舶来の菓子で、
しかも日本人の味覚に合ったために珍重され、豊臣秀吉が
肥前の名護屋で南蛮菓子の名手、村上等安に作らせたという逸話も残っています。
これが、いわゆる銘菓「長崎カステラ」となるまでには、長い年月を経ております。
その間我国において、日本人の鋭い味覚に合うよう独自の発展をし、
現在のスペインにあるカステラ(スペインではビスコチョと呼びます)
とは風味も形も大変異なったものとなりました。
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